こうくんオフィシャルブログ

大好きなものは、歌とBUMP OF CHICKENと本とチーズです。そんな僕のブログ。

僕の人生が転落したきっかけはエロだった

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僕の人生の絶頂期はいつかと聞かれたら

僕は小学校4年生と即答する。

 

あの時の僕は、完全に無双していた。

クラスの人気者で、授業中も休み時間も給食の時間も周りの人を笑わせて楽しませていた。

友達もたくさんいた。

遊びに誘われまくっていた。

 

時には、僕が誘いを断ると、僕と遊ぶためにひたすら走って追いかけてくる猛者もいた。

僕の家の電話も頻繁に鳴った。もちろん遊びの誘いだ。だが僕は1人でゲームするのが大好きだったので、よく居留守を使って断っていた。

 

運動もそこそこ出来て、成績はかなり優秀だった。

何より集中力が凄まじかった。

絵を描くのが好きで、一度描き始めると一心不乱に描き上げ、何も耳に入らないくらいだった。

 

人生が楽しかった。充実していた。

弟がいじめられていたら一目散に走って駆け寄り、弟を助けた。

 

悪いことをしたらみんなの前で素直に先生に謝った。

 

今から見ても、とても魅力的で最高の男だった。

 

全てが順調だった。

 

 

その順風満帆な人生が、あることをきっかけに音を立てて崩れ去った。

 

 

きっかけは些細なことだった。

 

父のパソコンを借りてネットサーフィンをしていた時だ。

 

たまたま父の検索履歴が表示されており、

その中に、エッチなサイトの履歴があったのだ。

僕は好奇心から、それを見てしまい、

その異様な刺激に背徳感を感じながらものめり込んでいった。

 

親がいない時を見計らって、コソコソとよく見るようになった。

 

それから、気付けば僕は昔のように明るく積極的な人間ではなくなっており、

暗く、消極的で引っ込み思案な人間に変貌していた。

 

僕の周りから人がいなくなり、

遊びにも誘われなくなり、

スポーツも上手くいかなくなり、

勉強もそこそこレベルに落ち着いてしまった。

時々、筆箱を取られたら、軽いいじめも受けるようになった。

 

完全に天から地に落ちた。

 

そのきっかけはほんの些細な、エロを見てしまったことだった。

 

そこから僕の地獄のような人生は加速する。

 

中学ではパッとせず、勉強はそこそこ高いレベルを維持したが、一歩前へ踏み出せずにいた。

スポーツも大して出来ない。

クラスの人気者とは程遠い、おとなしい人間だった。

気になる子に告白もしたが、あっさり玉砕した。

 

パッとしなかった。

 

中学でも相変わらず親のパソコンでエロサイトを見漁っていた。

 

高校から、さらに僕の人生は転落し続ける。

 

なんと、あろうことか、自分だけの部屋を与えられ、自分だけのパソコンを手に入れてしまったのだ。

完全なる個室。

自分だけのパソコン。

もうやりたい放題、見放題だった。

 

今までの比じゃないくらい全てが悪い方向に進んだ。

 

勉強だけはまあまあ高いレベルにいたが、目標とする大学には及ばなかった。

部活はサッカーをしていたが、全く活躍出来ず、すぐにスタミナが切れるし、使い物にならず、万年補欠だった。

友達も、暗いオタクグループに属し、彼女も全く出来なかった。

 

大学受験の時、僕は無謀なほど高いレベルの大学を目指し、見事に玉砕した。

さらに最悪なことに、その時は2ちゃんねるをずっと見ていて、MARCH以下はゴミ、という文章を鵜呑みにして、滑り止めの大学すら行かなかった。

 

そして、僕は浪人という選択をし、高いレベルの大学に合格するべく、勉強に励もう!と決意した。

しかし予備校には通わず、自宅浪人の道を選んだ。

当然、家ではエロサイトばかり見ていた。

半分廃人みたいになっていた。

勉強のやる気も起きず、毎日大きな不安にさいなまれた。

 

そして、受験に挑んだが、見事に玉砕。

志望校に受からず、またもや滑り止めも受けなかった僕を見かねた親が、

もう浪人は無理だからバイトでもしなさい、と僕に言ってくれて、

そこからはフリーターになった。

 

バイト先の人たちはとてもいい人ばかりで、とても楽しく働くことができた。

この時は、あまりエロを見てなかったと思う。

 

バイトでかなり頭角を現した僕は、さらにステップアップしたいと考えて、別のバイトをすることにした。

 

最初は上手くいっていた。

エロを見ていなかったからだ。

 

しかし、仕事に慣れていくうちに余裕ができて、

家でまたエロを見るようになってしまった。

そうしたら、じわじわと仕事がうまくいかなくなり、大事な場面でとんでもないミスをしたり、散々だった。

 

寝坊をして遅刻をしてしまったり、

死んだ魚の目のように無気力になったり、血便が出てぶっ倒れそうになったりした。

 

それでも毎日エロばかり見ていた。

完全に中毒者だった。

 

その頃、自己啓発書を好んで読んでいた僕は、

人生で勝負するから都会だ!

という文章を鵜呑みにして、

東京に1人で飛び込んだ。

 

右も左も分からない状態だった為、

エロを見る余裕はなく、がむしゃらに面接を受けまくった。

 

その結果、面接官から、目の輝きが違う、と言われ、営業会社に即採用された。

最初はやる気マックスでバリバリ働いていたが、やがて余裕が出てくると、

エロを見るようになってしまった。

 

そうしたらあっさり仕事が全く出来なくなり、3ヶ月で実質クビに。

 

それからはフリーターとなり、借金をして遊んだり、散々な人生だった。

 

エロは人生を破壊する。

 

一点の曇りもなく、そう断言出来る。

 

僕は、心の底から小4の時の自分に戻りたいと思う。

 

それはとても簡単でシンプルなんだ。

 

エロを見ないだけで良い。

 

僕は今までの転落人生から大逆転劇を起こしたいと思う。